七草粥 レシピ
「七草粥」の料理レシピです。
ここでは春の七草と呼ばれる1月7日によく食される七草粥を紹介します。
一口に七草粥といっても地域に差があったり、使う食材が異なることがあります。
基本的に言われている七草は「セリ」「スズシロ」「ナズナ」「スズナ」「ゴギョウ」「ハコベラ」「ホトケノザ」の7種類。
聞いたことのないものも多いかと思いますが、「スズシロ」は大根のことを、「スズナ」はカブのことを指します。それぞれ昔の名称です。
食材
用いる食材は下記の通り。
- 白米
- 七草「セリ」「スズシロ」「ナズナ」「スズナ」「ゴギョウ」「ハコベラ」「ホトケノザ」
七草は個別に揃えるよりかは、スーパーでセット品が売られていることがありますので、セット品を買うとよいでしょう。たいていはパック売りされています。
作り方
- 七草を食べやすい大きさに切ります。
- 白米を研ぎます。
- 米の量に対して5倍の水を用意します。
- 鍋に入れて火にかけます。
- 10分くらいで「スズシロ」(大根)「スズナ」(カブ)の根の部分(白い部分)を入れます
- 出来上がる5分くらい前に葉の部分をすべて上に乗せるようにして入れます。
- 火が通ったら完成。
七草の根があるスズシロとスズナは、根の部分を薄切りにして熱が通りやすいように切りましょう。この根の部分は入れないという人も多いため、入れるかどうかは自己判断を。入れない場合は別の料理で根の部分を使いましょう。
水は白米の量に応じて決めます。水を多くすればより水っぽい粥になります。基本が米に対して5倍が全粥と呼ばれ、7倍だと七分粥、10倍だと五分粥などと変化します。まずは試しに全粥の水の量5倍で作ってみて、もっと水気が欲しいと判断したら次の機会に水の量を調整しましょう。
お米の量は0.5合(80g)くらいを目安に。それでも多いと感じるかもしれませんが、あまり少ない量ですと米を炊くときの調理が難しくなります。
火は最初に強火で沸騰させ、その後は弱火にします。30分くらいを目安に時間を調整しましょう。最初の10分後くらいに根の部分を入れ、最後の5分くらいに葉を入れて蒸らして熱を通します。
最後にかき混ぜても良いのですが、あまりかき混ぜると粘り気が出るので注意しましょう。
味付けは基本的に不要。ただ、味気ないと感じるかもしれませんので、その時は少し塩をかけるなど工夫をしましょう。
プラスのレシピ
味気ないと思ったら塩を追加しましょう。
他にも卵を追加するなど、いろいろな粥と同じ料理が可能ではありますが、七草粥の本筋からは離れていくと思われます。
このほか、地域差が大きい料理でもありますので、地元の地域に応じた七草粥を作るのもお薦めです。たいていはその地域で手に入れやすい食材の七草粥のレシピになっているでしょう。
マイナスのレシピ
「スズシロ」(大根)「スズナ」(カブ)の根の部分を入れるかどうかを選択しましょう。
また、すべての食材を無理に揃える必要はありませんし、プラスのレシピで述べたように地域独特の七草粥を作っても良いでしょう。