調味料

twitter LINE はてなブックマーク

ここでは必要となる調味料を紹介します。

あまり多くの調味料を紹介しても使い切れないかと思います。

市販されているドレッシングやたれなども調味料になりますが、ここでは基本とされる調味料のみ紹介します。

調味料は出来るだけ良いものを購入すると、それだけで料理が楽しく、そしておいしく仕上げることができます。

あまり安い物を買わないようにしましょう。

どういった物がお薦めか、チェックポイントも紹介していきます。

調味料のチェックポイント

調味料のチェックポイントを取り上げていきます。

調味料のラベルをチェック

調味料を買うときは、記載されているラベルも合わせて確認しましょう。

特に注目したいのは「原材料名」。ここでは、実際に使われている原材料が書かれています。

醤油を例にしますと、キッコーマンの醤油「キッコーマン しょうゆ」は「脱脂加工大豆(遺伝子組換えでない)、大豆(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩、アルコール」と書かれています。

一方、同じくキッコーマンの醤油「キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ」は「大豆(遺伝子組換でない)、小麦、食塩」と書いてあります。

よくわからない「脱脂加工大豆」などが無い方が、良い醤油と言えるでしょう。

しっかりとラベル部分を見て、よくわからないようなものが入っている場合は敬遠するようにしましょう。

有機栽培品を利用

食品には有機栽培によって育てられたものがあります。

調味料は食品を用いて作られることが多いため、調味料にも有機栽培品が存在します。

たとえばキッコーマンの醤油には「キッコーマン 特選有機しょうゆ」があります。

そのラベルには「有機大豆(遺伝子組換えでない)、有機小麦、食塩」と記載されています。

有機栽培品がいいかどうか、人によって意見が分かれるところもありますが、無理に農薬などの物質を体内に取り込む必要はないと思われます。そのため、有機栽培品も積極的に検討しましょう。

添加物や化学調味料が無い物を選ぶ

調味料に関しては、出来るだけ添加物や化学調味料が使用されていないものを積極的に選ぶようにしましょう。

確かに添加物や化学調味料はおいしく感じられる働きがあります。しかし、逆に添加物や化学調味料の味が強くなり、食材の味が分からなくなってしまいます。

出来るだけ食材の特徴を活かして料理をするためにも、添加物や化学調味料のないものを選び、自らでいろいろな味に挑戦しましょう。

キッコーマンの商品「キッコーマン 芳醇まろやか醤油」の原材料表記を見ると「しょうゆ(本醸造)(脱脂加工大豆(遺伝子組換えでない)、大豆(遺伝子組換えでない)、小麦を含む)、ぶどう糖果糖液糖、食塩、こんぶ、アルコール、調味料(アミノ酸等)、酸味料」と書いてあります。いろいろなものが混ざっていることが分かります。

これが良いかどうかの判断は、最終的には人それぞれです。ですが、当サイトでは出来るだけない物を選んではどうかとお伝えしておきます。

購入は少量サイズで

調味料を購入するときは、一番小さいサイズを選ぶようにしましょう。

安いからといって、大きな物を買っても使い切れずに残ってしまいます。賞味期限切れの調味料を使い続けるのは体にもよくありませんので、使いきれるくらいの小さなサイズを購入しましょう。

調味料のチェックポイント

ここでは、基本として用意しておきたいいくつかの調味料を紹介します。

極端な話、塩、醤油、コショウ辺りがあれば、なんとか料理は可能であったりします。最初は購入する調味料を限定的にし、料理を進めていくうえで必要になるものがあれば、その都度買い足していきましょう。

原材料は「海水」となっているものを使いましょう。もしくは岩塩など。天日塩、湖塩などもお薦めできます。

逆に塩化ナトリウムと書いてあるものは止めておきましょう。

テーブルに置いておく振りかけるタイプの塩と料理で使う袋などに入った状態の塩とは別々で用意を。

振りかけるタイプの塩で料理をすると、どれくらいの塩を使ったのか分かりにくいという欠点があります。

袋に入っているものを、別途購入した振りかけるタイプの器に入れてテーブル用にしてもかまいません。

また、粒状になっている物のほか、ブロックになっている岩塩もあります。ブロック状の岩塩は、ソルトミル(岩塩を削りながらかける道具)が必要になります。手間はかかりますが、これはこれでまたおいしい塩です。興味があれば、ブロック状の岩塩も検討してみましょう。

醤油

醤油は「大豆」「小麦」「塩」のみで造られたものを中心に。有機栽培品も多いので、出来ればそういったものを買いましょう。

薄口と濃口がありますが、基本は濃口で。薄口は料理を進めていったときに、必要と思ったら買いましょう。たいていは濃口でも代用が可能です。色合いが濃くなってしまいますが、あまり気にすることもないでしょう。

コショウ

コショウは挽きたてがおいしいので、出来ればすでに挽かれたものが入っているのではなく、挽いていないものを買い、別途挽くための道具を買いましょう。

クルクルと回すことで挽くことができます。道具の名前はペパー・ミルです。

黒コショウと白コショウがありますが、基本は黒コショウで。

砂糖

砂糖には、粉状のものと、小さな塊状のもの(ザラメ等)とがあります。料理で使う際には粉状のものが使いやすいです。

また、褐色系の色の黒砂糖などがあります。白い砂糖より良いことが多いので、黒砂糖を中心に検討しましょう。他、上白糖、三温糖など。

コーヒーなどに入れるスティック状の包装をされたものは、グラニュー糖と呼ばれ、糖類の中ではカロリーが最も高いと言われています。

味噌

味噌はいろいろな種類があります。

白味噌、赤味噌、合わせ味噌など。その他、地域名がついて言える味噌もあります。

多くが米を原料とした米味噌です。他、麦や豆などの味噌も。

主な原材料として「大豆」「米」「食塩」。「酒粕」が入っている場合もあります。その他に関しては、添加物が入っていることもありますが、出来れば添加物がない物を選びましょう。

味噌の味は、地域によって異なるため、自らが住んでいた地域に関係したものを買っておくと、実家と同じ味が楽しめるかもしれません。親に使っている味噌について聞いてみるのも良いでしょう。

「お酢」「食酢」などと言われます。

主にお米で造られた酸っぱい液体です。他に大麦で作られたものや、りんご酢、ぶどう酢などもあります。

一般的に調理に使う際は米酢を使いましょう。

原材料も「米」のみの物を選びましょう。

みりん

漢字では「味醂」と書きます。

類似品として「みりん風調味料」がありますが、似ているものの別物と考えましょう。

購入は「みりん」を。「本みりん」などとも表現されます。

原材料は「もち米」「米こうじ」「焼酎」辺りが使われます。焼酎の代わりに「アルコール」と書いてある場合もあります。

かつお節

出汁を取るのに便利。これがあれば、お味噌汁が美味しく作れるだけでなく、麺つゆなども作ることができます。それにより、別途麺つゆなどを買わなくて済むというメリットが。手間は多少掛かりますが。

細かいパックの物もありますが、振りかける用途で使わないのであれば削り節タイプを買いましょう。

棒状のかつお節と、かつお節削りを買うという手もありますが、さすがに労力が増しますので、料理に慣れてさらに上を目指すまでは削られた状態のものを買うことをお薦めします。

昆布

昆布も出汁を取るのに適した具材です。ただ、かつお節ほど強烈な味が出るわけではありませんので、次点として購入の検討を。料理に慣れてきてからで問題ありません。

コンソメ

コンソメスープなどを作るのに便利。粉末スティック状と固形状の2タイプがあります。お好みで選びましょう。

バター

バターは無塩(食塩不使用)と有塩の2タイプが。他に、独特の味を付けくわえたものもあります。無塩でも塩分が少し入っているようです。

原材料は「生乳」、有塩タイプは「食塩」が加わります。

便利な調味料

通常の調味料で代用できるものも多いため、あまりお薦めしませんが、あると便利なものを紹介していきます。たいていはなくても先に紹介した調味料等で対応が可能です。

マヨネーズ

一部に熱狂的なファンも多いマヨネーズ。代替品もないため、好きであれば購入しましょう。大きなサイズだと消費期限までに使い切れない可能性もあるため、小さめのサイズを。

基本はなくても問題ない調味料です。

トマトケチャップ

チキンライス、オムライス、ナポリタンなどで活用ができるトマトケチャップ。逆に、こうした料理をしなければ無理に用意する必要のない調味料でもあります。

購入する際は少量サイズを購入し、しっかりと使い切っていきましょう。

ウスターソース

ウスターソースは液状のソース。他に粘度のある中農ソースや濃厚ソースもあります。

用途に応じて使い分ける必要がありますが、一番無難なウスターソースを中心に利用していきましょう。

だしの素

かつお節などで出汁を取らなくても料理が出来るため、便利な調味料です。

購入するときは一番小さいパッケージを。大きめの方が安い場合もありますが、まずはどれくらい普段使うのかを確認する意味でも少量パックをお薦めします。

コロッケやフライ物にかけたりします。

味覇 ウェイパァー

中華料理を作る時に使うと簡単にそれらしい味になります。ただ、化学調味料のため、あまり頻繁に使うことはお薦めしません。

時折チャーハンの味を変えたくなった時とか、簡単にスープを作りたいといった時に使うとよいでしょう。

これも少量パックのものを買いましょう。大きめのパックしか売っていないお店も多いため、注意。