料理の基本:食材の扱い
料理をする上で重要なのが食材の扱い。
食べる前に痛んで腐ってしまっていては料理をする以前の問題となります。
食材の扱いで注意する点は次の通りです。
- 水分に注意
- 空気に注意
- 温度に注意
- 太陽に注意
それぞれについて説明していきます。
水分に注意
食材の水分に注意をしましょう。
水分が多い、ということは、腐りやすいことを意味します。
野菜などで水分が多い野菜は比較的早く腐りやすく、逆に乾燥麺などの乾いた物であれば、長持ちします。
パッケージ販売されているものであれば、賞味期限や消費期限が記載されているので問題ありませんが、野菜などの書いていない食材に関しては、自分で大丈夫かどうか判断する必要があります。
水分の多いものは腐りやすいので、早め早めに使用していくようにしましょう。
空気に注意
空気に触れると、それだけで腐りやすくなります。
パッケージ販売されているものは密封されていますので問題ありませんが、一度開けてしまうと、当然空気に触れることになります。
そうなりますと、腐敗が進む可能性がありますので、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
賞味期限や消費期限が書いてあっても、その日数通りまで使用できるわけではなく、開けたら最後で、その期限までではなく、早めに使い切りましょう。
温度に注意
温度が高いと、それだけで菌が繁殖しやすくなります。
このため、できるだけ長く保存するようなものであれば、温かいところに置かずに、涼しいところや冷蔵庫などの冷たい場所に保存しましょう。
菌は熱を加えるか、冷凍すると問題なくなることが多いですが、それだけで万全ということでもありません。
熱くても死なない菌もあれば、冷たくても生き残る菌もあります。
ですが、たいていは熱を加えれば死にますし、冷やせば繁殖を抑えられます。
保存は冷蔵や冷凍で、調理はちゃんと火を通して食べましょう。
太陽に注意
太陽の光、直射日光などとも言われますが、この日光にも注意が必要です。
太陽の光には2つの問題があり、1つは紫外線による食材への影響。
もう一つは熱の影響です。
共に食材を劣化させてしまいますので、食材の保存をする際はできるだけ暗い場所を選びましょう。
パッケージ販売されているものでしたら、たいていは直射日光が当たらない場所で保存、といったことが記載されているかと思います。